FZ400R Data


エンジン4サイクルDOHC 並列4気筒 4バルブ      ボア・ストローク 54.0×43.6mm

            総排気量 399cc                   圧縮比 11.5

            最高出力 59ps/12000rpm          最大トルク3.7kgm/10000rpm

            気化器 BS30                     点火方式 フルトランジスタ

            潤滑方式 ウエットサンプ               オイル容量 2.9リットル

            始動方式 セル


       某オートバイ誌 85年8月号 特集オールジャパンGP

            最高速度 202km/h      ゼロヨン 12.4秒


      この記事を見たときの衝撃!その時からFZへの想いが・・・・・

          

                       


FZ400シリーズ(46X,2EL,3CD,1KF)

        XJ400ZをベースとしたF3ワークスレーシングマシンFZRの、本格的なレーサーレプリカとして、ヤマハが発売。

        XJ400Zの水冷エンジンをベースに、クラス最高の59馬力を発生するエンジンを、スチール製角パイプフレームに搭載。

        フロント16×リア18インチのクイックなハンドリングで、峠道やサーキットで大人気を誇り、

        1986年に同車をより発展させたFZR400が発売された後も、継続して販売される息の長さを見せた。

1型(46X)

                        

         1984年4月発売。カラーは、いわゆるデイトナカラーと呼ばれる、紺(コスミックブルー)・白(シルキーホワイト)ツートンに

          赤のストロボラインの一種類のみ。4-2-1集合マフラーは、ノーマルにしては、低く重低音が響き、高回転時の甲高い音とともに、

          「排気音が非常に良い」と評された。

          翌年('85)、赤黒カラー(ニューヤマハブラック/ストーミーレッド)を発売。


     2型(2EL) 

              

          1986年3月、エアロミラーの採用やアルミ製ハンドル(小UP)、ホイールのホワイト塗装、

           ヒンジで90度上がるエアプレーンタイプのフューエルキャップなどの変更。

           また、青白(シルキーホワイト/フレンチブルー)の新色を追加。

           初期型と同色(紺・白/赤ストロボType)共々、ナックルガードのデカールデザイン及び、

センターカウルFZ文字のデザインも変更。

           また。集合マフラーのサイレンサー部分をアルミで巻く装飾がなされ内部も見直し。

           ノーマルでもやや音量・音質ともに野性的との声が大きかった初代のマフラーが、一部から批判されたことからか、

           初期型に比べ、やや大人しめの排気音となる。


   3型(3CD)

             提供 FUJIIさん                              提供 HYDEさん

           1987年10月、フルフェアリング及びシングルシートカバー(初期型〜2型はメーカーオプション)を標準装備。

           紺・白はシートカウル(ストロボライン)のデザインを変更。追加カラーは、

           ニューヤマハブラック(黒とガンメタリックのツートンにゴールド/ホワイトのライン)。


N(1KF)

            FZ400N(ストーミーレッド:レジナブルー)を発売。

            鉄製のセパレート式UPハンドルの採用、シリンダーヘッド及び、クランクケースの金色塗装などの装飾される。

ソリッドカラーの2Type。

            このネイキッド版は、アップハンドル化などの仕様で、基本性能の優れた車両である評価が高かった。


    K/R−L 

            

           教習車(1984〜1986:FZ400K:ストーミーレッドorレジナブルー)

           (1987〜FZ400R-L:ニューヤマハブラック)としても積極的に利用される。

           Rモデルと違いは、カウルレス<初期(K):フレームマウントの角型ヘッドライトモデル/

           後期(R-L):ハンドルマウントの角型ヘッドライトモデル>、ハンドルマウント方法、パイプ製ワイドハンドル、

           鉄製ステッププレート、キャスター角、オイルシール類、確認用灯火類含む、各種配線類、

           バッテリー充電用外部端子(シートカウル横)、メインスタンドの追加、etc...